2000秋・別府大分 陸海空の旅
2000年J2リーグ、大分と浦和が激しい2位争いをしている。そんな中、大分にて、「大分トリニータ−浦和レッズ」の試合が行われる。前回の札幌の反省から、無理矢理休みを取って行くのはやめ、その日が休みになるのをただただ祈ることとした。そして10月のシフト表を見ると、見事この日が休みとなった。その他の仕事の状況を見ても、この日に休日出勤になりそうな要素はない。というわけで、今回の大分行きが決まりました。
今回は「大分への1泊2日」の旅である。これでは小ネタも何もあったものではない。往復「羽田−大分」の飛行機。帰りは「大分−空港」へのホーバークラフト。これ以外に手段はない。そうしないと1泊2日で大分まで行くことは出来ないのである。そこで今回は「飛行機+宿泊」のセットを「近畿日本ツーリスト大宮ソニックシティ支店」にて手配し、初めて「団体」扱いで行くこととなった。まあ、そのため、本来たまるはずのマイルが確実に減ることになるのだが、それはいたしかたないか。
そのため、今回の旅行では「飛行機」「バス・列車」「船(ホーバークラフト)」を利用することになる。そこで、今回の旅行を「別府・大分 陸海空の旅」と命名することにいたしました。
10月21日(土)
夏の北海道に続き、2度目の羽田。前回はモノレールを使ったので、今回は京急で。駅に着いてから空港までの道のりはモノレールの方が少々便利か。しかし、京急の改札口の近くには「スターバックス」があるのでこちらも捨てられない(おい、そんな理由か)。
空港の団体窓口で航空券を引き替えていざ大分へ。1時間半で大分へ。そのままバスで別府市内へ。別府へ来ればここへ行かずにはいられない「地獄めぐり」。地獄めぐりの定期観光バスもあるのだが、個人で路線バスを使っても全然余裕でまわれます。ってことで地獄の近くの鉄輪温泉へ(一発変換出来るのね)。ここからちょっと離れている2ヶ所は明日に残し、それ以外を見て宿へ戻る。夕食の後、別府温泉につかってます。
乗車した列車・飛行機・バス
- 東北線普通
- 大宮 〜 上野
- 山手線
- 上野 〜 品川
- 京浜急行空港線
- 品川 〜 羽田空港
- 全日空 193便
- 羽田空港 11:55 〜 大分空港 13:25
- 大分交通
- 大分空港 〜 別府北浜
10月22日(日)
昨日見なかった2ヶ所の地獄をめぐり、いざ大分へ。大分駅で昼食後、いよいよ大分市営陸上競技場へ。大分駅前でバス乗り場に少々戸惑いつつもやっと競技場へ。競技場についたときにちょうどレッズの選手も競技場に着いたようで、メインスタンド付近がちょっとにぎわっていた。
今回は久しぶりの「メインスタンド」にての観戦。さすがにメインスタンドはアウェイ側でも大分サポのほうが多い。全体的にもやはり半分以上は大分サポである。でもさすがはレッズサポ。アウェイ側ゴール裏はレッズ一色である。
そんな中試合開始。ラジオでは大分放送(OBS)で生中継を行っているのでそれを聞きながらの観戦。しかしやはり地元の大分放送だけあって、大分の選手の名前はよく出てくるが、レッズの選手の名前が全然出てこない。実況が大分よりなのは仕方ない(というか、地元の放送なら当然)なのだが、せめて選手の名前くらいは覚えておきましょうよ。
試合は2−0で我が浦和レッズの大勝利。それにしても、大分サポの方々、2点目をとられたときに多くの人が競技場から帰ってしまったけど、もう昇格を諦めてしまったの? そんなことを考えつつも、私はレッズ勝利の余韻に浸ることもなく、帰りの飛行機に乗るためそのままの足でホーバークラフト乗り場へ。空港行きのホーバークラフトも波が荒いため30分も遅れて到着。あわただしくおみやげを買い、そのまま飛行機に搭乗。ホーバークラフトがあれだけ遅れたにも関わらず飛行機は定刻に出発し、定刻より20分も早く羽田に到着してしまった。ここからはいつもの通り高速バスでさいたま新都心まで行き、今回の1泊2日の旅も終了。
乗車した列車・飛行機・船・バス
- 日豊本線普通
- 別府 11:16 〜 大分 11:31
- 大分ホーバークラフト
- 大分 〜 空港
- 全日空 196便
- 大分空港 18:05 〜 羽田空港 19:35
- 東京空港交通(リムジン)
- 羽田空港 20:00 〜 さいたま新都心 20:55
まとめ
J1昇格をかけた大一番、シフトが空いたので行った。それだけの理由の突発的な旅です。しかしやはり大分は遠かった。その一語につきる今回の旅でした。札幌が早くもJ1昇格を決めた今、大分か浦和のどちらかが残り1つの椅子を争うことになった。今回の勝利でJ1へ大きく前進した。このまま勝ち進んで、なんとしてもJ1昇格をしてもらいたい。
次回のアウェイ観戦は、恐らく来期になるでしょう。ぜひJ1の試合を見てみたい。それだけです。